「第二新卒エージェントneo、やばいって出てくるけど大丈夫?」
登録フォームの手前で止まっている人へ。
先に、この記事の立場を書きます。
このキーワードで上位に出てくる10ページを調べたところ、そのうち1つは運営会社であるネオキャリア自身のメディアでした。自社サービスの「評判」を自社で書いています。残りも多くはアフィリエイト記事です。
だから、感想の寄せ集めではなく確認できる事実だけを並べます。公式サイトに書いてある数字を1つずつ当たって、裏が取れたもの・取れなかったものを分けました。
自分に合うのがこことは限らない
既卒・第二新卒向けのエージェントは複数あり、得意な領域がかなり違います。
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第二新卒エージェントneoとは
株式会社ネオキャリアが運営する、20代向けの就職・転職支援サービスです。
求職者の利用は無料で、公式のよくある質問に「すべてのサービスを無料でご利用いただいております」「提携企業から費用を受け取る仕組み」と書かれています。
| 項目 | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
| 設立 | 2000年11月15日 |
| 資本金 | 1億円 |
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル |
| 対象 | 20代の第二新卒・既卒・フリーター・高卒・中卒・大学中退者 |
| 年齢制限 | 「特別な制限はございません」(ただし若年層向け求人が中心) |
| 費用 | 無料 |
| 拠点 | 東京・大阪・名古屋・福岡 |
「就職エージェントneo」とは別のサービスです
まずここを整理しておきます。名前が似ていて混同されやすいのですが、ネオキャリアは就職支援サービスを2つ持っています。
| サービス | 対象 |
|---|---|
| 第二新卒エージェントneo | すでに卒業している人。第二新卒・既卒・フリーター・中退者 |
| 就職エージェントneo | 在学中の新卒(27卒・28卒と公式に明記) |
公式のよくある質問にも「新卒の方は就職エージェントneoへ」という案内があります。在学中なら、この記事のサービスではなく新卒向けのほうです。ここを間違えると、紹介される求人がまるで噛み合いません。
「やばい」と言われる理由を、口コミから3つに分解する
先に、正直に書いておきたいことがあります。
このサービスは、口コミの母数がとても少ないです。
口コミサイト「みん評」に投稿されているのは5件、総合評価は2.71点。別の口コミサイトでも9件ほどで、しかも2014〜2021年の投稿が中心です。
5件の平均点を「評判」と呼ぶのは無理があります。以下は傾向としてこう言われているという読み方をしてください。
そのうえで、低評価の中身を読むと、言われていることは3つに収まります。
1. 担当者の態度・言葉遣い
いちばん多いのがここです。「タメ口だった」「見下された」「説教された」といった投稿が、複数の口コミサイトにまたがって出てきます。
具体的には、希望条件を伝えたら「妥協してほしい」と言われた、経歴について厳しいことを言われた、といった内容です。紹介された求人の中身より、対応した人への不満のほうが多いのがこのサービスの特徴です。
裏を返すと、高評価のほうも「担当者が親身だった」に集中しています。担当者による差が、そのまま評価の差になっていると読むのが自然です。
2. 希望と違う求人を勧められる
2つ目は紹介内容です。「文系なのにプログラマーを勧められた」「引越し予定地を勝手に変更提案された」といった投稿があります。
実際の求人一覧を見ると、ITエンジニア・営業(法人営業/SES営業)・施工管理が中心で、勤務地は東京・埼玉・神奈川に集中しています。この領域から外れた希望を持っていると、噛み合わない可能性は高いです。
3. 連絡が途絶える/逆にしつこい
3つ目は運用面です。「選考の途中で連絡が取れなくなった」という投稿と、「連絡がしつこい」という投稿の両方があります。
興味深いことに、この点については運営会社自身のメディアが「連絡頻度の高さや求人提案の積極性が影響している」と説明しています。自社による言い換えではありますが、連絡が多くなりがちなこと自体は否定していません。
公式が出している数字は、どこまで信じていいか
ここが、他の記事がどこも書いていない部分です。
公式サイトには、いくつもの数字が載っています。ただ、その1つも、調査時点と母数の注記がありません。並べておきます。
| 数字 | 何の数字か | 時点・母数の記載 |
|---|---|---|
| 約10,000社 | 取引企業数 | なし |
| 約12,000件 | 求人数 | なし |
| 10,000人以上 | 就業経験なしからの支援実績 | なし |
| 最短10日程度 | 内定までの期間 | なし |
| 平均4社 | 内定までの応募社数 | なし |
そして、確認しておくべき点があります。
公式サイトの求人一覧に表示されている件数は「716件」です。(2026年9月時点で確認)
よくある質問には「求人数 約12,000件」とあります。この差は、非公開求人が大半だという説明で埋まるのかもしれませんし、数字の更新が止まっているだけかもしれません。公式に説明はありません。
どちらにせよ、「12,000件から選べる」と期待して登録すると、実感は違うはずです。
「取引企業 約10,000社」と「支援実績 10,000人以上」が、どちらも10,000という同じ数字なのも紛らわしい点です。別々の指標なので、混ぜて読まないでください。
「ブラック企業を紹介されないか」への公式の答え
この不安については、公式のよくある質問に明確な記載があります。
| 取引をしないと明記されている企業 |
|---|
| 社会保険がない企業 |
| 離職率が高い企業 |
| 若手を育てる環境がない企業 |
「労働条件や実際の労働環境など、厳選した求人のみをご紹介」とも書かれています。基準を文章として公開しているサービスは多くないので、これ自体は評価できる点です。
ただし、「離職率が高い」「若手を育てる環境がない」の判断基準は数値で示されていません。ここは各社の運用に委ねられます。求人票の条件(残業時間、年間休日、想定年収)は、紹介を受けた時点で自分でも確認してください。
許可番号が公式サイトに載っていない
職業紹介を行うには、厚生労働大臣の許可が必要です。許可番号は、そのサービスが正規の事業者かどうかを確認する一次情報になります。
第二新卒エージェントneoの公式サイトには、この許可番号の記載が見当たりませんでした。トップページ、運営会社ページ、よくある質問、いずれにもありません。
厚生労働省の「人材サービス総合サイト」で株式会社ネオキャリアを検索すると、許可番号を確認できます。
| 有料職業紹介事業 許可番号 | 13-ユ-070309(株式会社ネオキャリア) |
これは「怪しい」という話ではありません。許可を受けた正規の事業者であることは、厚労省のサイトで確認できます。
ただしサイト上で自分から示していないのは事実です。不安に思って検索している人が、公式サイトで確認できない状態になっています。
なお、他サイトの記事に書かれている許可番号には誤記があることがあります。確認するなら、厚生労働省の人材サービス総合サイトで直接見てください。
良い評価として挙がっていること
件数は少ないですが、高評価の中身も具体的に見ておきます。
- 経歴に不安がある状態から内定が出た|早期離職・中退・既卒からの就職事例
- ヒアリングが丁寧だった|時間をかけて話を聞いてもらえた、という投稿
- 相談手段が柔軟|電話・LINE・Web通話など、来社しなくても進められる
- 書類添削が的確だった|自己流で書いていた人ほど効果を実感している
公式は「最短10日程度で内定」「平均4社受ければ内定」としています。いずれも注記のない数字ですが、紹介から選考までのスピードを売りにしていること自体は、口コミの傾向とも一致しています。
他社との併用について、公式が明記していること
ここは地味ですが、実用上かなり重要です。
公式のよくある質問に、「他社サービスの利用や個人的な求人へのご応募について、制約は一切ございません」と明記されています。
エージェントによっては、併用をあからさまに嫌がる担当者がいます。それが「囲い込まれた」という不満につながります。公式が文章で認めている以上、堂々と他社も使ってください。担当者に嫌な顔をされたら、この記載を根拠にできます。
向いている人・向いていない人
ここまでを条件に落とします。
向いている人
- すでに卒業していて、正社員経験がない、または浅い|対象のど真ん中
- IT・営業・施工管理を選択肢に入れられる|実際の求人の中心がここ
- 首都圏で働くつもりがある|求人は東京・埼玉・神奈川に集中している
- 中退・早期離職など、経歴に説明が必要|高評価が集中しているのはこの層
- 来社せずに進めたい|電話・LINE・Web通話に対応している
- 早く決めたい|スピードを売りにしている
向いていない人
- 在学中の学生|対象外。新卒向けの「就職エージェントneo」のほうです
- IT・営業以外を強く希望している|噛み合わない投稿が最も多いのがここ
- 地方で就職したい|求人は首都圏中心。拠点も東京・大阪・名古屋・福岡
- 求人を大量に並べて自分で選びたい|提案型のサービスです
- 連絡の頻度が高いのが苦手|最初に頻度と手段を指定しておくこと
- すでに正社員経験が長い|若年層向け求人が中心と公式が明記している
登録してから「思っていたのと違う」となる人の多くは、上の「向いていない人」に当てはまっていた人です。
2つ以上当てはまるなら、登録前に他のサービスも見ておいたほうが、時間を無駄にせずに済みます。
第二新卒エージェントneo
既卒・中退・フリーターまで対象が広く、経歴に説明が必要な人ほど評価が高いサービスです。登録・利用は無料で、来社せずに進められます。
- 対象は20代の第二新卒・既卒・フリーター・高卒・中卒・中退者
- 求人の中心はIT・営業・施工管理。勤務地は首都圏中心
- 登録前に、自分の希望職種の求人が実際にあるかを聞くこと
※広告リンクを含みます。求職者の利用料は無料です。
対象エリアと、地方在住の場合
公式のよくある質問には、拠点として東京(新宿)・大阪(西梅田)・名古屋・福岡(博多)の4か所が挙げられています。この4か所以外の地域については「電話やWeb上でのカウンセリングも可能」とあります。
ひとつ注意点があります。運営会社ページ(about-us)に掲載されているオフィスは東京・大阪・福岡の3か所で、名古屋が載っていません。よくある質問の記載とページ間で食い違っています。
名古屋での対面面談を前提にするなら、申し込み前に直接確認したほうが確実です。
面談自体はオンラインで可能ですが、紹介できる求人が首都圏中心であること自体は変わりません。「地元で就職したい」という条件だと、選択肢が少なくなる可能性があります。ここは登録前に、希望勤務地の求人があるかを直接聞いてください。
口コミを読むときの注意
- 母数が少ない|みん評5件・2.71点。この件数で平均点を語るのは統計として無理があります
- 投稿が古い|別サイトの口コミは2014〜2021年のものが中心。サービスの運用は変わっている可能性があります
- 「ネオキャリアの評判」で出てくる転職口コミサイトは別物|転職会議などに載っているのはネオキャリアで働く社員による勤務先レビューで、サービス利用者の評価ではありません
- 上位記事の1つは運営会社自身のメディア|ネオキャリアが運営するメディアが、自社サービスの「評判」記事を出しています。第三者のレビューと見分けにくい形になっています
- Q&Aサイトの「やめたほうがいい」投稿には、他社を勧める形のものが混ざっています|誰が何を勧めているかを見てから読んでください
登録から内定までの流れ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. 申し込み | 公式サイトから。無料 |
| 2. キャリアカウンセリング | 来社またはWeb。ここで希望職種の求人があるかを確認する |
| 3. 求人紹介 | 公式は「実際に訪問確認した企業のみ紹介」としている |
| 4. 選考対策 | 書類添削・模擬面接 |
| 5. 選考 | 公式は「平均4社」「最短10日程度で内定」と記載(注記なし) |
| 6. 内定・入社 | 条件交渉・入社日調整の代行 |
| 7. 入社後フォロー | 入社後も担当者が継続 |
他のサービスとの使い分け
第二新卒エージェントneoは「対象の広さ」に強みがあるサービスです。中退・フリーター・職歴がアルバイトのみ、といった状態でも入口で弾かれません。
逆に言えば、求人の中心(IT・営業・施工管理/首都圏)から外れる希望を持っているなら、別の選択肢のほうが合います。
| 第二新卒エージェントneo | 就職カレッジ | UZUZ | |
|---|---|---|---|
| 進め方 | 個別(1対1) | 集団研修+集団面接会 | 個別(1対1) |
| 選考の入口 | 個別に求人を紹介 | 書類選考なしで最大20社 | 個別に求人を紹介 |
| 求人の中心 | IT・営業・施工管理 | 営業・施工管理などの総合職 | IT・営業 |
| 対象の広さ | 中退・高卒・中卒まで広い | 18〜35歳 | 20代 |
| 日程の拘束 | 面談単位 | 数日間まとまって必要 | 面談単位 |
| 向く人 | 経歴に説明が必要な人 | 書類で落ち続けている人 | 面接練習をしっかりやりたい人 |
1社に絞らず、2社ほど面談してから決めるのが、遠回りに見えていちばん早い進め方です。公式も他社併用に制約はないと明記しています。
目的別の使い分け
いずれも20代が対象で、利用は無料です。それぞれの詳しい評判は個別に検証しています。
- 第二新卒エージェントneo|中退・高卒・職歴なしまで対象が広い。経歴に説明が必要ならここから。
- 就職カレッジ(ジェイック)|書類選考なしで最大20社と面接できる。書類で落ち続けている人向け。
- UZUZ(ウズキャリ)|面接練習の手厚さで評価が安定している。IT未経験からエンジニアを目指す場合も。
※本項には広告リンクを含みます。いずれも利用料は無料です。
それぞれの詳しい評判は個別に検証しています。就職カレッジの評判/UZUZの評判/就活エージェントが「やめとけ」と言われる理由
よくある質問
本当に無料ですか
無料です。公式に「すべてのサービスを無料でご利用いただいております」「提携企業から費用を受け取る仕組み」と明記されています。
学生でも使えますか
在学中の新卒は対象外です。同じネオキャリアが運営する「就職エージェントneo」のほうが対象になります。高卒の場合は「学校を卒業している方限定」と公式にあります。
職歴がアルバイトだけでも大丈夫ですか
公式に「就業経験なしからの就職/転職支援実績が10,000人以上」とあり、対象に含まれています。ただしこの数字に時点・母数の注記はありません。
ブラック企業を紹介されませんか
公式は「社会保険が無い、離職率が高い、若手を育てる環境がない企業とのお取引は全てお断り」としています。ただし判断基準の数値は示されていないので、求人票の条件(残業、年間休日、想定年収)は自分でも確認してください。
求人数は本当に12,000件ありますか
公式のよくある質問には「求人数 約12,000件」とありますが、公式サイトの求人一覧に表示されているのは716件です(2026年9月時点)。この差について公式の説明は見当たりませんでした。
地方に住んでいても使えますか
電話・Webでのカウンセリングに対応しているため利用は可能です。ただし求人は首都圏中心なので、希望勤務地の求人があるかを先に確認してください。
他のエージェントと併用してもいいですか
公式に「他社サービスの利用や個人的な求人へのご応募について、制約は一切ございません」と明記されています。
連絡がしつこいときはどうすればいいですか
最初の面談で連絡手段と頻度を指定してください。「メールで、週1回で」と伝えれば通常は変わります。
登録情報は削除できますか
公式に「ご本人確認の後、登録情報を削除させて頂きます」とあります。担当者に連絡してください。
まとめ
第二新卒エージェントneoは、対象の広さが最大の強みです。中退・高卒・職歴がアルバイトのみ、といった状態でも入口で弾かれません。高評価が集中しているのも、まさにその層です。
整理するとこうなります。
- 口コミの母数が少ない|みん評5件・2.71点。この件数で良し悪しは決められない
- 低評価の中心は担当者の対応|求人の中身より、人への不満が多い
- 求人の中心はIT・営業・施工管理/首都圏|ここから外れると噛み合わない
- 公式の数字に注記がない|「求人約12,000件」と、求人一覧の表示716件に開きがある
- 許可番号は公式サイトに載っていない|厚労省のサイトで確認できる(13-ユ-070309)
- 他社併用は公式が明記して認めている|遠慮する必要はない
登録前にやるべきことは、ひとつだけです。「自分の希望職種・希望勤務地の求人が、いま実際にあるか」を最初の面談で聞いてください。低評価のほとんどは、ここを確認しないまま進めたことから始まっています。
答えが曖昧だったり、代わりに別の職種を勧められたりしたら、そのときは無理に合わせず、他のサービスも見てください。公式が併用を認めている以上、それが最も損の少ない進め方です。
※本記事の公式情報は、第二新卒エージェントneo公式サイト(daini-agent.jp)および株式会社ネオキャリアのサイト、厚生労働省 人材サービス総合サイトの記載に基づいています(2026年9月時点)。口コミの傾向は「みん評」ほか公開されている投稿を参照しています。数字は記載時点のものであり、最新の情報は公式サイトでご確認ください。



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